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自動車整備 特定技能1号の例題(解答・解説つき)
試験の雰囲気をつかむいちばんの近道は、実際に問題を解いてみることです。このページでは、学科の○×問題12問と実技の例題1課題を、ふりがな・解答・解説つきで紹介します。
最終更新:2026-10-12
概要
- 12○×の例題(○6問・×6問)
- 1実技の例題(二択3問)
- 65%学科の合格基準(30問中20問)
- 780アプリ20回分の問題数
このページの使い方
まず日本語の問題文だけを読み、○か×かを自分で決めてから「解答を見る」を開いてください。間違えたときは解説をよく読みましょう。間違いの多くは知識不足ではなく、「高い/低い」「開く/閉じる」「上がる/下がる」のような一語の入れ替えを見落としたことが原因です。本番でもいちばん多いパターンなので、○×問題の解き方もあわせて確認してください。
学科:○×問題12問(解答つき)
4サイクル・エンジンは、クランクシャフトが2回転する間に、吸入・圧縮・燃焼・排気の1サイクルを完了する。
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解答: ○ 正しい。1行程はクランクシャフト半回転なので、4行程で2回転です。その間にカムシャフトは1回転(クランクシャフトの1/2の速さ)します。
サーモスタットは、冷却水の温度が低いときに開いて、ラジエータへ冷却水を流す。
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解答: × 誤り。冷却水が冷えているときサーモスタットは閉じていて、エンジンを早く暖めます。水温が上がると開いてラジエータへ流します。
エンジン・オイルの量は、車両を平らな場所に置き、エンジン停止後しばらく待ってから、オイル・レベル・ゲージで点検する。
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解答: ○ 正しい。車両が傾いていたり、オイルがオイル・パンに戻りきっていなかったりすると、正しく測れません。
ブレーキ液は水分を吸うと、沸点が高くなる。
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解答: × 誤り。水分を吸うと沸点が下がり、ブレーキが熱くなったときにベーパ・ロックが起きやすくなります。そのため定期的に交換します。
マイクロメータのシンブルの1目盛りは、0.01mmである。
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解答: ○ 正しい(一般的なマイクロメータ)。ねじのピッチ0.5mmをシンブル50等分するので、1目盛りは0.5÷50=0.01mmです。
サーキット・テスタで抵抗を測定するときは、回路に電圧をかけたまま測定する。
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解答: × 誤り。抵抗は回路の電源を切ってから測ります。電圧がかかったままでは正しく測れず、テスタが壊れることもあります。
ディスク・ブレーキのパッドが摩耗すると、リザーバ・タンクのブレーキ液の液面は下がる。
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解答: ○ 正しい。パッドが減るとキャリパのピストンが前に出て、その分ブレーキ液が入るため液面が少しずつ下がります。液面が低いときは、補充だけでなくパッドの摩耗と液漏れを点検します。
バッテリの電解液の比重は、放電が進むと高くなる。
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解答: × 誤り。放電すると希硫酸が極板と反応して電解液が薄くなるため、比重は低くなります。充電すると再び高くなります。
タイヤの溝が浅くなると、雨の日にハイドロプレーニング現象が起こりやすくなる。
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解答: ○ 正しい。溝は路面との間の水を逃がす役目があり、浅くなると水が逃げきれずタイヤが水の上に浮きやすくなります。
固着したボルトを緩めるときは、トルク・レンチを使うとよい。
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解答: × 誤り。トルク・レンチは規定トルクで締め付けるための測定工具です。固着したボルトを緩めるのに使うと、壊れたり精度が狂ったりします。
オルタネータは交流を発電し、ダイオードで直流に整流している。
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解答: ○ 正しい。バッテリや電装品は直流を使うため、オルタネータ内部のダイオードで交流を直流に整流します。
冷却水は、エンジンが熱いうちにラジエータ・キャップを開けて補充するとよい。
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解答: × 誤り。熱いときの冷却系統は圧力がかかっていて、キャップを開けると高温の冷却水が噴き出してやけどのおそれがあります。エンジンが冷えてから開けます。
実技:例題1課題(解答つき)
実技試験は3課題で、各課題は一つの作業について二択の問題がいくつか出る形式です。本番では多くの問題に図が付きます。ここでは、整備士なら毎日のように行うホイールの取り外し・取り付けを例にしました。
課題: ホイールの取り外し・取り付け
ジャッキで持ち上げた車両の下で作業するとき、適切なのはどちらか。
- A. ジャッキだけで支えたまま作業する。
- B. リジッド・ラックで支えてから作業する。
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解答: B。ジャッキは下がったり倒れたりすることがあるので、車の下に入る前にリジッド・ラックで確実に支えます。
ホイール・ナットを締め付ける順序として、適切なのはどちらか。
- A. 対角線の順に、数回に分けて締める。
- B. 隣のナットから順に、1回で本締めする。
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解答: A。対角線の順に数回に分けて締めると、ホイールがハブに均一に密着します。
最後の締め付けとして、適切なのはどちらか。
- A. トルク・レンチで規定トルクに締める。
- B. インパクト・レンチでできるだけ強く締める。
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解答: A。締め過ぎはボルトの伸びやディスクのゆがみの原因になり、不足すると緩みの原因になります。
例題からわかること
- 働きがわかれば答えられる。サーモスタットの役目を知っていれば、「冷えているときに開く」が誤りだとすぐにわかります。丸暗記は必要ありません。
- 安全な方法が正解。作業の問題では、手順どおりの安全な方法と「早いが危険な方法」が並ぶことがよくあります。迷ったら安全な方を選びます。
- 計測器には決まりがある。抵抗の測定は電源を切ってから、トルク・レンチは締付け専用です。ノギス・マイクロメータ・ダイヤル・ゲージの読み方も確認しましょう。
- 言葉を知っていると速い。摩耗、比重、沸点などをすぐ読めれば、考える時間が増えます。自動車部品の名称もどうぞ。
模擬試験で本番に近い練習を
12問はウォーミングアップにすぎません。本番は学科30問を60分、実技3課題を20分で解きます。Gino 1 Seibiにはこの構成の模擬試験が20回分(合計780問)あり、すべての問題に解説があります。正解すると自動で次の問題へ進み、間違えるとその場で止まって解説が表示されます。第1〜3回は無料です。
VIPで第4〜20回の模擬試験と、間違えた問題の詳しい解説が利用できます。 VIPはiOSアプリ内でAppleの決済により購入します。価格はAppleの画面に表示されます。 App Store版は近日公開予定です。無料の模擬試験は今すぐWebで試せます。
確認した情報源:JASPA 特定技能評価試験のページ(2024年の試験概要)、国土交通省の自動車整備分野特定技能1号評価試験実施要領と受入れガイドブック(国土交通省のページ)、プロメトリックの予約ページ。制度は変更されることがあるため、最新の内容はこれらで確認してください。
よくある質問
このページの問題は本番の試験問題ですか?
いいえ。JASPAが公開している出題範囲と形式にならって、ViMaiがこのページのために作成した練習問題です。本番の試験問題は掲載していません。公式の例題はJASPAの試験ページで確認してください。
過去問はありますか?
このページには本番の問題は載せていません。まずJASPAのページで公式の例題を解きましょう。JASPAは3級整備士の登録試験の過去問題も解答つきで公開しています。1号評価試験の水準は3級と同程度なので、四肢択一ではありますが追加の練習に役立ちます。
本番の問題にもふりがなは付いていますか?
はい。国土交通省の実施要領で、漢字にはふりがなを付けることになっています。このページの例題にもふりがなを付けました。
もっと問題を解くには?
Gino 1 Seibiには模擬試験が20回分あり、1回あたり○×30問と実技9問です。第1〜3回は無料で、ブラウザですぐに使えます。
ほかのトピック
- Gino 1 Seibi特定技能1号 自動車整備分野の試験対策アプリ
- 試験の構成学科○×30問60分・実技3課題20分、65%と60%
- 受験の申込み受験資格、プロメトリックでの予約、受験料、合否
- 無料のCBT模擬試験CBT形式20回、3回分は無料、間違いの復習
- 整備の専門用語作業の言葉と部品名、読み方つき
- 勉強法出題範囲の復習、○×の読み方、計測器の練習
- エンジンの要点4サイクル、冷却、潤滑、バッテリ、オルタネータ
- シャシとブレーキの要点クラッチ、差動装置、ブレーキ、ステアリング、タイヤ
- 計測器の読み方ノギス、マイクロメータ、ダイヤル・ゲージ、テスタ
- ○×問題の解き方○×問題の読み方と入れ替えられやすい言葉
- 30日間の学習計画出題範囲にそった30日間の学習計画
- 実技試験の対策実技試験の形式、3種類の課題、対策
- 自動車部品の名称エンジン・シャシ・電装・車体の部品名と読み方
- 合格基準と合格率65%と60%の合格基準、採点、合格率
- 1号と2号の違い1号と2号の試験と在留資格の違い
- 3級整備士との関係3級整備士の試験と1号評価試験の関係