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○×問題の解き方:一語の入れ替えを見抜く
学科は○×問題30問で、20問以上の正解が必要です。短い文ですが、誤りの文は正しい文の一部だけを変えて作られることが多く、読み飛ばすと失点します。一語ずつ読み、変えられた箇所を見つける方法を紹介します。
最終更新:2026-10-10
概要
- 30問○×、20問以上で合格
- 5つの読む手順
- 4種類の入れ替えられやすい箇所
- 1か所違えば文全体が×
○×問題のしくみ
各問は構造、働き、点検方法などについての文で、正しければ○、誤りなら×を選びます。誤りの文は、正しい文の一部だけを変えて作られることが多いので、自然に読めてしまいます。一か所でも違えば、文全体が×です。
入れ替えられやすい4種類の箇所
| 種類 | 入れ替えの例 |
|---|---|
| 部品名 | サーモスタット ↔ ラジエータ・キャップ、スプリング ↔ ショック・アブソーバ |
| 反対の組み合わせ | 吸入 ↔ 排気、交流 ↔ 直流、取付け ↔ 取外し、開く ↔ 閉じる |
| 増減の向き | 高い ↔ 低い、大きい ↔ 小さい、増える ↔ 減る |
| 数値 | 1サイクルの回転数、バッテリのセル数、計測器の最小読取値 |
範囲を表す言葉
- 必ず・すべて・常に:断定的な言葉です。誤りのことが多いものの、「エンジンが熱いときはラジエータ・キャップを開けない」のような安全上の決まりは断定的で正しい文です。
- 〜だけ・〜のみ:「エンジン・オイルの働きは潤滑だけである」は誤りです。冷却、密封、清浄の働きもあります。
- 〜ことがある:控えめな言い方で、正しいことが比較的多い表現です。
「〜ほど〜」の文
「〜ほど〜」は変化の向きを表します。たとえば「バッテリは放電するほど電解液の比重が下がる」は正しい文です。誤りの文では向きが逆になり「上がる」と書かれます。部品の働きから考えて、その値は上がるのか下がるのかを確かめましょう。
1問を読む5つの手順
- 文の最後まで読む。前半だけで判断しない。
- 部品名に印を付ける。どの部品の話か。
- 動詞と増減の向きに印を付ける。
- 範囲を表す言葉と数値に印を付ける。
- 知っている働きと一つずつ比べる。一か所でも違えば×。
練習のしかた
タイマーを使って模擬試験を解きましょう。本番の学科は30問で60分あるので、落ち着いて読む時間があります。間違えたら、部品の取り違え、範囲の言葉の見落とし、向きの逆転など理由を書き留め、1日後、3日後、7日後に復習します。速く読むために専門用語を覚え、エンジンとシャシも復習しましょう。
確認した情報源:JASPA 特定技能評価試験のページ(2024年の試験概要)、国土交通省の自動車整備分野特定技能1号評価試験実施要領と受入れガイドブック(国土交通省のページ)、プロメトリックの予約ページ。制度は変更されることがあるため、最新の内容はこれらで確認してください。
よくある質問
必ずのような言葉がある文はいつも誤りですか?
いいえ。断定的な言葉があると誤りの可能性は高くなりますが、安全上の決まりのように断定的で正しい文もあります。知識と照らし合わせましょう。
○×問題は何問正解すれば合格ですか?
65%以上、つまり30問中20問以上です。実技は別に判定し、60%以上が必要です。
誤りの文ではどこが変えられますか?
部品名、増減の向き、反対の組み合わせの片方、数値のどれかであることが多いです。
迷ったときはどうしますか?
その問題に印を付けて先に進み、あとで戻りましょう。戻ったときは、感覚で選ばず、部品の働きから考えて絞り込みます。
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